Milan SL

Milan SL、納期は1年5ヶ月との回答あり。
Questは納期11ヶ月。
早く乗りたいので、六ヶ月の差は大きい気もするが、
もし六ヶ月の差が無かったとすると、
断然Milan SLと心が囁くので、やっぱりMilan SLにする。
妻にも相談したら断然Milanでしょうとのことだし。
来週早々に前金入れよう。
ちなみに来年7月に日本にMilan(SLじゃない方)を一台納品予定だとか。
Questで待ちリストに載ってる人もいるようだし、
ぶり返してきてるけどまだユーロ安だし、
ベロモービルユーザが増えてくるかも。

Milan SL

2009年3月にMilanとQuestの予約したが、その直後にユーロが高くなってしまって、
為替の様子を見ているうちに子供が産まれて子育てで大変だったりで、放置。
以前は練馬区在住で都心に10〜15km圏内だったので、どこへ行くにもトライクだったが、
子育てで妻実家すぐ近く所沢市に引っ越し、都心に25〜30km圏内となり、
自分は速筋でごまかす心肺ダメダメ派なので、
20kmを超えるとモチベーションががっくり下がってしまうので、
ほとんどトライクにも乗らなくなってしまっていた。
長男を乗せて、近所を散歩する程度。
そんなこんなでふと気づくとQuestの順番待ちもあと一年以内となり(Questは前金不要)、そろそろ再決断せねばと。
一年半の間に状況もかわり、Milan SLという新しいモデルが出て、これが世界記録(24時間50km/h)を樹立。
どうやらMilanを4cm低く、7cm細くしたのがMilan SLのようで、CdAをぐっと改善した様子。
そしてこのMilan SLが、一般向けにも9月から発売開始。
Milan SLは低く細くでCdA向上に加え、リアサスを無くしてフロントサスのみにして35kgから25kgへと、
劇的に軽量化も達成。
トライクで自作フルカウルしたときも、重くなる関係でフロントはサスがやっぱり欲しいなと思ったけど、
リアはあんまり関係無いかなと思ってた。
というわけで、低く細く、リアサス無しという、速度追求しつつもギリギリの快適性は確保という、
その狙い所が自分の好みとぴったりマッチ。
というわけで、2009年はついタイミングを逃したと思っていたけど、実は今回が最適のタイミングかも。
http://www.milan-velomobil.de/sl_schnell.htm
データを見ても135Wで50km/hとか、どんだけ改善してるのかと。すごい。
早速問い合わせ中。もうMilan SLしか見えない。毎日そのことばかり考えてる。
Milan SLの予約が完了したら、Quest予約権は誰かにあげてしまおう(許される場合)。

世界記録樹立した時のMilan SL

XTシフター導入

これまでDURA77の9速バーコン(SL-BS77)を利用していたが、
プラスチックの部分が割れてしまい、
インデックスが効かなくなるという症状が三度繰り返したので、代替策を考えていた。
また、バーコンだとシフトするには一瞬ブレーキレバーから手を離さなければならず、
伊豆一周行ったとき、峠の下りのトンネルで車トレインに乗って60km/h以上で走ってて、
ブレーキレバーに指をかけつつシフトできれば良いのになと思った。
街中でも稀に、車トレイン+下り坂でそのようなシチュエーションがある。


KMX Venomのような、ロード用STIを付けるのが最適解に思えるが、
ハンドルバーから交換しなければならないし、そもそも付けられるのかが不明。
MTB用のデュアルコントロールレバーだと、ハンドルの構造から、左右逆にしなければならず、
指で押す側でなく反る側でブレーキワイヤーを引くことになるので、手がつりそうだ。
ふと、MTB用のシフター(ブレーキ分離型)なら、左右逆でも、なんとかなるんじゃないかと気づき、
XTのシフター(SL-M770)をインストールしてみた。






そしたら、意外にもすごくいい。
バーコンに比べて、かなり、変速がかっちりキマる。
ハンドルを自然に持った状態から、薬指をほんの1,2cm伸ばしたところにシフトアップレバーが来るので、とても変速しやすい。
ブレーキレバーに指をかけながらシフトアップするのも容易。
シフトダウンレバーは少し遠いが(自然な親指の位置から5〜8cmは離れてる)、
シフトダウンはたいてい減速するために行うもので速度的にシビアな状況では無いので、
例外として、巡航状態から加速に入るときに1速落とす時があるが、
加速開始の一回だけだし速度が乗る前なので、許容範囲と言える。

西武園競輪バンク走行会2009

昨日、ふと、思い出して西武園競輪掲示板を見たら秋のバンク走行会の受付の2分前(笑)
だったので、行けるかどうかわかんないけど、申し込んだ。
2009秋のもてぎがカウル禁止となったし、カウルの活躍場所が減るので、貴重な機会。

バンク走行会2008秋に出場したときは、完全に言い訳だが、
スタート3秒前までテレ東のインタビューを受けていたことも関係あってか
頭がパニクってしまい、フロントをセンターからアウターにかけ忘れて
センタートップのままで走り続けてしまい(心肺弱くトルク型を自認する自分的には地獄)、
最高速49.3km/hの34.3秒/400m。150m位ですぐに吹けきってしまい、
オーバーレブそれもタコメーター振り切りで速度は減速しつつ残り250mを走った感じ。

出場できるとしたら、最高速60km/h以上の30秒切りを目指したい。
昨年の優勝タイムが32秒台だったからちょっと無茶な設定か。

昨年の様子
http://www.youtube.com/watch?v=Bpf0Y7fh4uk
■追記
動画をあらためて見てみたら、ケイデンスは高々110〜120くらいに見える。
これでオーバーレブとは、どんだけ心肺弱いんだか..

もてぎエンデューロ2009

もてぎエンデューロ2009まで二ヶ月弱。
Recumbent Powers のチームに r-i さんが加わり四名に。
走行会で、実は内心メイチで走ってた時に(笑)、
r-i さんは涼しい顔してぴったりくっついてこられた。
相当なエンジンを持っておられる。心強いメンバーが加わった。
AJさん、ツナミのYさん共にモチベーション最高でしっかり練習を積んでいる様子。
チームの足を引っ張らないように気をつけなければ。
2009春のもてぎの反省点を色々羅列はしていたが、
http://d.hatena.ne.jp/formula-cycle/20090414/1239669001
カウル禁止となってしまったので、すっかり皮算用がご破算となった。
とかサンにお借りするXlowにまずは慣れること。これから800kmは走りこむこと。
峠等でコーナリング練習も積むこと。11月1日までに体重を80kgまで落とすこと。
何しろ、カウルと、ストリートでならしたコーナリング、ライン取りと位置取りでタイムを
稼いでいたのが、それが無くなってしまう。
でも、試算ではフルカウルトライクでCdA=0.19で、AJさんのPowerTap計測に
よるとXlowと同じくらいかXlowの方が少しいいくらいで、空力についてデメリットは無い。

マイナス材料
トライクの安心から、とにかくいつでも落車を気にせず120%踏めたのが、踏めなくなる。

プラス材料
軽くなるので、登りが楽になる。

公道最速仕様

ハローさんより、最適なストリームライナーの形状についてコメントいただいた。
http://www8.wind.ne.jp/takumi/s06.html
http://www.recumbents.com/WISIL/scale_project/streamliners.htm
を見ても、これが現状の一つのゴールなのだろう。
しかしここで、これらストリームライナーが盛んなアメリカでは、基本的に記録重視で、
公道への流用を考えているとは思いにくい。
公道最速としてはQuest等ベロモービルということになるが、
こちらは、タッドポールトライクを前提としており、実のところ空気抵抗係数は、
二輪の最適なそれからは距離があると思われる。
もちろん、それでも十分速いが、行き着くところまではまだ行っていない。
公道最速を意識し、これらをうまく折衷する案はずばり、
http://www.youtube.com/watch?v=IrKlDhFEszQ
このような、リーン可能でかなり幅の狭いデルタトライクをベースに、
http://www8.wind.ne.jp/takumi/s06.html
このような二輪での最適カウルを付ける。
これで、三輪タッドポールフルカウル以上、二輪ストリームライナー未満のCdA値を得られる。
コーナリング能力は最上のものとなる。
停止能力は、三輪タッドポールトライクよりは劣るが、二輪よりは優れる。
超ざっくりで10点満点で点数化すると、


車両区分,平地巡航速度(CdA),停止能力,旋回能力
二輪ストリームライナー,10,2,3
三輪タッドポールストリームライナー,5,10,5
三輪幅狭デルタストリームライナー,7,7,8


このような具合になりそうだ。
続いて、例によって捕らぬ狸の皮算用


二輪ストリームライナー(0.03): 45km/h@100W, 50km/h@120W, 55km/h@120W, 60km/h@170W
三輪幅狭デルタストリームライナー(0.065): 45km/h@140W, 50km/h@180W, 55km/h@220W, 60km/h@270W
三輪タッドポールストリームライナー(0.093): 45km/h@180W, 50km/h@230W, 55km/h@280W, 60km/h@350W
Formula-Cycle.com(0.19): 37km/h@180W, 40km/h@220W, 45km/h@290W, 50km/h@380W, 55km/h@490W, 60km/h@620W


シーズンを通して、自分が安定的に出せるのはせいぜい180Wまで。
現在だと37km/hということになるが、
三輪幅狭デルタストリームライナー(0.065)の場合、
この出力で50km/h出る。これはすごい。すごすぎる。
ベロモービルと同じくらいの価格で、どこかが
三輪幅狭デルタストリームライナーを生産してくれまいか。


■追記
ヨシザキさんが紹介していた自転車脳内メーカーの結果

「ヘンタイと呼ばれます」(50%)←ビンゴ。まだまだヘンタイ度が足りない。
「行きも帰りも向かい風」(42%)←リカンベント乗りなら当然、向かい風上等。
「ローラー命」(4%)←ローラーは興味無し。でももし自分が職業選手ならローラーばっかりやると思う(モチベーションが高いことが前提の場合は、練習対結果効率がかなり良いと思われるので)。
「妄想の中ならAve40km/h」(4%)←むしろ、妄想の中ならAve50km/h。これが夢である。

彩湖走行会

r-iさん、AJさん、ツナミのYさんと彩湖周回。
r-iさんのM5カーボンハイレーサーのつや消しブラックがステルス戦闘機のようでかっこいい。
みんな速いので着いてくのがつらい。
ここ二ヶ月ほとんど乗ってないので当然か。
例年だと真夏は絶好調なのだが色々あって乗れてない。
秋のもてぎまで残り二ヶ月。
クラス優勝が必須なのでしっかり仕上げていく。
優勝にはチーム平均38.5km/hが必要。
自分はせめて37.8km/hまで持っていかないと。
個人データは、2008秋は36.3km/h、2009春は36.6km/h。
これまでの歩みでは足りない。大きな飛躍が必要だ
(2008秋→2009春は0.3km/hアップだが、
列車利用多数から列車利用無しになったので実質は飛躍あり)。
走行は9月400km。10月600kmを必須とする。これは例年通り。
直前にカウルのバージョンアップを行う。これ飛躍のタネ#1
体重は80kg以下まで落とす。できれば75kgまで。飛躍のタネ#2。現在92kg。
9月22日に、秋の西武園もあるらしい。
カウルが間に合えば気になるが、たぶんバージョンアップは秋のもてぎ直前となるので、微妙か...
昼食時に話をしていたら、またベロモービルに盛り上がってきた。
仮注文が済み、前金入金するところでユーロが高くなってしまって
放置しているMilanだが、様子を見て前金入金するつもり。
Quest順番待ちは現在179番目