Milan SL 速度対出力


Milan SLの速度対出力表。
60km/h @ 185W
55km/h @ 150W
50km/h @ 120W
45km/h @ 95W
これは24時間走行世界記録時にパワーメーターで計測したデータの様子。
フロントタイヤやリアタイヤにさらにカバーをかけたり、
空気取り入れ用の穴を埋めたりと、市販モデルよりもさらに空力最適化してるので、
市販モデルはもう少し落ちるだろう。
仮に50W足してみると、
60km/h @ 235W
55km/h @ 200W
50km/h @ 170W
45km/h @ 145W
これでも十分魅力的。
続いて30W足してみる。このあたりに収まってるとうれしい。希望的観測。
60km/h @ 215W
55km/h @ 180W
50km/h @ 150W
45km/h @ 125W
うむ。これくらいに収まってると最高。
メタボな自分は、かなり走り込んでも、
しかもレース時ですら200Wいくかいかないかと思われ、
そうすると、街乗りでそんなに無理せず出せるのは150W以内と考えたい。
Milan SLレース仕様: 55km/h @ 150W
Milan SL市販モデル予想1(+30W): 50km/h @ 150W
Milan SL市販モデル予想2(+50W): 46km/h @ 150W
最悪の予想2でも、今に比べればはるかにうれしい。
46km/hというと、トライクの場合、かなりモガいても、数分ももたない速度。
そして、都内の少々混んでる道なら、車トレインに十分乗れる速度。
この、車トレインに乗れるか乗れないかというのが滅茶苦茶重要。
車トレインに乗れないと、煽られる、道の悪く側溝などもある左端を走らないといけないから
自転車が劣化しやすい。左端を走るから急な飛び出しに対応できなくて危ない、
などなどの悪循環。
これが乗れるようになると、悪循環の全く逆で、好循環。
一度だけ、自作フルカウルして、かつかなり心肺筋力が仕上がってる状態で、
ほんの一、二回、その好循環に乗れたことがある。
あの快感というか充実感というか、忘れられない。
トライクの場合は、必死のフルカウル制作や、走り込んでシーズン終了直前などの
条件がそろって初めて到達できる(しかも数分だけ)レベルを、
まったく走り込んでいないシーズン明けでも、軽々出せるとなれば、
これはもう最高。走り込む必要が無いというのは、コミューターとして長い目で見ればとても重要。
また、個人的な問題として、抜かれると抜きたくなるという性分があるが、
トライクの場合心臓が続かない。今ならまだいいが、四十台半ばにもなれば、
心臓病につながるかもしれない。生涯自転車に乗ると考えると、150Wまでという目安は保持したい。
出力を150Wまで抑えられれば、片道30kmはもちろん、40、50kmくらいでも疲れないかもしれない。
無理をする必要が無くなるので、即筋に頼りすぎることもなくなり、
ほどよい有酸素運動がメインになるだろう。
しかし、相当暑いことになりそうだ。夏は一切乗る気にならないだろう。
例年だと(って去年からほとんど乗ってないけど)
これまでは、シーズンは4月〜10月だったが、これがまさに逆転するかも。
ベロモービルだとシーズンは10月〜4、5月ってとこか。
そうすると、秋のもてぎより春のもてぎが焦点を当てやすくなるかも。
コミューターとしての実測時間はどうなるだろうか。
トライクにのめり込んでたときは、片道20km以内で、信号込みのグロスでだいたい平均24〜26km/hくらい。
シーズン終盤で乗れまくってるときで、平均28〜29km/hくらい。
これがどれくらいになるのだろうか。
シーズンイン直後でグロス平均30km/h、シーズン終盤でグロス平均33km/hくらいまでいけるとうれしいのだが...
そうすると、片道30kmを一時間、しかもモガき一切無しの全行程150W以下でいけるとなると、
これは本当に美味しい。最高だ。たまらん。